2024年11月21日 (木)

勇気の一歩。

毎日、園庭にあるジャングルジムには

必ず子どもたちがいます。

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どんどん高いところまで

ひょいひょい登る子ども

2段目まで登って降りる子ども

先生に支えてもらいながら 登る子ども。

年少組のKちゃんは あまり興味がなかったのに

みんながあまりに

「ジャングルジムにいってくる!」というので

少しずつ気になり始めた様子でした。

友達がいない場所を見つけながら 

そっと1段 ゆっくり2段

顔をしかめながら 降りてきて また登ってを

繰り返します。

「手伝おうか?」という私の言葉にも 

「自分でする」と。

何度も挑戦します。

 その姿を 近くで見守ります。

3段目まで登れた時には、二人の目が合い、

「やった!!!」と思わず驚きと喜びの表情。

友達の姿を見て 上を見上げ 

「次は 一番上いくわ」

私の心も 彼女の表情に突き動かされ

安心感を持ってもらえるように

支えるのでなく、後ろにつくだけ

 そばにいるだけ にしてみました。

 ・

少し震える足

 慎重につかむ手

「大丈夫」「できるよ」

一歩 一歩 手足を伸ばし

 やっとこれた 目指していた“一番上”

 ・

Kちゃんは ふうっ とため息ひとつ。

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なんて すがすがしい表情なんだろう

なんて 嬉しそうな表情なんだろう

なんて 素敵な表情なんだろう

 

自分の力で登ろうと決めたその時から 

きっとできる

と信じていたのでしょう

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「何が見えるの?」

「えー?幼稚園がいっぱいみえる」

・ 

隣にやってきたRちゃんも

「お空がちかくにみえるやろ?」って。

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子どもたちは こんな風に何気ない遊びの中で

心を動かしたり

勇気を出したり

自分の力を試したくなったり

時には 自分には無理だ…と

尻込みしてしまうことがあるのでしょう

・ 

勇気の一歩を踏み出せるように

いつだって力になるよ

 ・

そんな風に 子どもたちに伝えたくなった

ジャングルジムのお話でしたconfident