2025年6月13日 (金)

ぼくらの大屋根リング

預かり保育での出来事。

年長組のSくんとHくんが先週から

部屋の中で一緒に並んで

嬉しそうに 

カプラ(木の薄い積み木)を積み上げていました。

「いまなぁ 大屋根リングつくってるねん」

「できたら 見に来てな!」

部屋をのぞくと

Img_0464_2

おおー!すごい!

何段も重ねていくカプラ。

部屋の真ん中に

なんとも大きな存在感。

そーっと そーっと

慎重に・・・

Img_0469_2

Img_0477

あ! ミャクミャクもいる!smile

そして、週をまたいだある日。

放課後に子ども達からの速報で

先生たちが招集されましたhappy01

大屋根リングが完成した とのこと。

Img_0488_u

おおーーーーーー!!!

すごい!!

写真では伝わりきらないほど、

圧巻!!

すごいね!!

こんなにたくさん積み上げるの大変だったでしょ!?

頑張ったね!

先生たちからたくさん言葉をかけてもらったSくんは

恥ずかしそうに はにかみながら

嬉しそうに話してくれました。

「これは、HくんとN先生と一緒につくってん

すごいやろ?」

「ここが 25段あるねん!」

あぁ S君は

お家の人と行った万博がとても楽しかったんだなぁ。

「大屋根リング」が彼の目に

こんなに魅力的に映っていたんだなぁ。

友だちや先生と一緒に

ここまでやり遂げられたことが

とても嬉しかっただろうなぁ

このカプラを見て

何とも言えない 

あたたかな気持ちが湧いてきました。

子ども達の「やってみたいな」を

じっくり時間をかけて

見守っていたことも

彼らのイメージを実現するために必要だった時間confident

そして 周りの子ども達も

建設途中のカプラを

友だちの「たいせつなもの」と思って

壊さず 見守ってくれたこと。

そのどちらも大切でしたconfident

万博で見た色々なもの・コト

そして この”やりとげた”経験が

彼らの

「こころの根っこ」に

なってくれることでしょう。

Photo