今日の大谷幼稚園は、朝からいつも以上に興奮した子どもたちで大賑わいでした。
幼虫からサナギになって、ずっと土の中にいたカブトムシがついに姿を現したのです
しかも一気に何匹も!
運動服にバッジみたいにくっつけて、「見てー!このカブトムシ、爪の力が
強すぎるわ~」って見せに来てくれたおともだち、小さいさんに
「触ってみる?ツノを持ったらいいんやで」って教えてくれたおともだち、
「ひゃー!こわい~」ってものすごくカブトムシから距離を取りながら、
それでも興味はあるようで、離れたところからカブトムシが動くのを
じっと見つめていたおともだち、そして時間を見つけては、まだカブトムシが
出てきていない虫かごに顔をくっつけて、今この瞬間に出て来ないかな~、と
何度も見に来るおともだちも。
「あのさー、次に幼稚園来たら何匹カブトムシが生まれてると思う?」
んー、結構な数の幼虫がいるからなぁ。6匹!●●くんは何匹だと思う?
「6匹って!!いっぱいやん! じゃあぼくは・・・5匹!」
ほとんど一緒やし!笑 月曜日が楽しみだね
今日は火事の避難訓練がありました。みんながカブトムシで大賑わいの中、
大きいさんの女の子がやってきました。手を繋いで、一緒に園庭をぐるり
お散歩しながらお話ししました。「○○さん(わたし)もジリジリ~って
ベルが鳴って逃げた?」わたしはベルを鳴らして止める係だったから
逃げてなかったんだよ。「じゃあさ、ハンカチでこうやって鼻と口を隠した?」
ハンカチがカバンに入ってたから手で隠してたなぁ。
「よかった~。あのな、命ってほんとにほんとに大事だから、火事になったら
鼻と口を隠して、絶対絶対逃げてな。○○さんがいなくなったら嫌やし、絶対やで。
お約束な。わたしが幼稚園からいなくなって小学校に行っても覚えててな」
避難訓練を通じ、先生のお話を聞いて、感じることがあったんだろうと思います。
そして命のことを考えたんだろうと思います。
気持ちいい風が吹くなか、■■ちゃんの口から出た言葉がまっすぐ心に入ってきました。
きっと■■ちゃんの心からまっすぐ出てきた言葉だったからだと思います。
子どもたちは、日々の色んな経験を通して、感じたり考えたりして心を育てていくんだ、と
改めて感じ知った今日でした。
そんな今日の給食は・・・
2022年6月17日 (金)