「大変!イモリが逃げた!でもぼく、どこに逃げたかわかるしついてきて!」
「わたしもわかるしついてきて!」あわあわしながら教えてくれた
大きいさんのおともだち。イモリが逃げた?別のイモリじゃなくて?
「だっておなかに赤い点々がついてたよ?」幼稚園のイモリじゃなくても
イモリはおなかが赤いんだよ。どこにいたの?「小さいさんのお部屋より先の
石のとこ!」大きいさんたちに連れて行ってもらうと、宇治陵の上の方の
石垣のすきまから顔半分と小さな手が出ているイモリを発見!
こんな隙間にいるのをよく見つけたなぁ子どもたちの観察力には頭が下がります。
「捕まえられる?」うーん、ちょっと隙間が狭すぎて難しいかな。
ここはイモリのおうちなんじゃない?全部捕まえて水槽に入れなくても、
ここで飼ってることにするのはどう?ここに来たら見られる、っていう。
最初はあきらめ難い様子だった子どもたち。「でも隙間が狭すぎて捕れへんよなぁ」
「すぐに隙間に入るしなぁ」と、話しているうちに納得したようで、
「そしたら遊びに行ってくるわ。いってきまーす!」と駆け出していきました。
事務棟の前まで戻ってくると、「雑草入れる袋ちょうだーい!」って畑から
声がかかりました。見ると真ん中さんと大きいさんが草抜きをしていました。
「小さいさんのとこも雑草がいっぱい生えてるし、一緒に抜いてあげてる」
やさしいなぁありがとうね
雨が降って、野菜も元気になったけど草も元気になったみたいだね。
「この草、根っこがめっちゃ繋がってるし硬いんやで。土もいっぱいついてくる」
ほんとだ。硬いなぁ。根っこについた土は草を振ったら落ちるよ。
土を落としてから袋に入れようか?「わかったー」ぶんぶんぶん!
わー!上手だけど、土が色んなとこに飛ぶし、もうちょっと下の方で振ろっか。
「ここら辺?」うん、そうそう。上手
まだまだ緑色だけどつやつやのミニトマトや、小さなオクラや枝豆ができ始めている畑は
これからどんどん実をつけ始めます。「見て!トウモロコシ、ぼくより背が高い」
ほんとだ!どんなトウモロコシができるんだろうね。これからが楽しみだね
そんな今日の給食は・・・・白おにぎり
・鯖の竜田揚げ
・切干大根の煮物
・筑前煮
・いんげんとかまぼこのゴマ和え
2022年6月 8日 (水)