園の横の山(御陵)から
“セミ”の鳴き声が響いています
このセミは“園でお誕生日を迎えたセミさん”です。
年長の子どもたちが
飛んでいけぇ~と逃がしてあげた
園から飛んでいった(はずの)セミさん。
次の日、年中の子どもたちが
そのセミさんをつかまえたんです。
(なぜわかったのか?というと・・・
セミに特徴がありました)
子どもたちも
このセミの様子がおかしいなぁ~?と
感じていました。
気になる子どもたちは
何度も触ってみたり、
ひっくり返ったら助けたり・・・と
触りたくって気になる様子。。。
「あんまり触らんとき!」
「このセミ、羽がおかしいねん!」
「だから飛べへんねん!」
「でも、セミにも命があるから
逃がしてあげよう!」
少しみんなで話し合い、
「こっち!こっち!
こっちにしよう!!」
園の山側の壁(ブロック塀)に
置いてみることに!
でも・・・すぐに落っこちちゃいました。。。
子どもたちも何度も
セミを置いてみますが・・・落っこちる。。。
その繰り返し。。。
「どうしよう。。。」
「弱ってるし、木に逃がしてあげよう!」
子どもたちの保育室近くの
低い木の下に置いてみることに!
その様子を見ていた
近くにいた他のおともだちも
「ぼくたちのセミも・・・
羽がちぎれてるねん。。。」
「一緒に逃がしてあげよう!」と。
セミたちは
安心したのかな?
2匹仲良く過ごしていました。
「なかよしやなぁ~♡」
その様子を見守る子どもたち。
「みんな命あるからなぁ~」と。
虫が大好きな子どもたち。
虫をとることだけではなく、
虫(セミ)から命の大切さを教えてもらい、
おともだちと同じ気持ちを感じることができた1日でした。
セミさん、ありがとう!