「はいどうも~!じゃが男爵です。
今日は、夢にみたV-1グランプリですね~」
『ほんまに嬉しいですよろしくお願いしま~す。』
・
「いや、なんですな、私ら大谷幼稚園の畑で育ちまして、
今日は、なんと僕らの友達が、
子供たちの味噌汁の具になりましたんや。」
『そうなんか・・・
食べられる身としては、ちょっと寂しいなあ・・・』
・
「思い出しますな~。子供達が、毎日せっせと水やりしたり
草抜きして僕らを大きく育ててくれた優しさを・・・」
『でも、大切に育ててくれてここまで大きなったんやさかい
今度は私らが子供達にお返ししたらええんとちゃうか?』
・
「おいしく調理してもろて、味噌汁の具になって
子供達が喜んで食べてくれたらそれだけでこっちも嬉しいな!」
『ほんまやな!子供達のいただきますの声聞くのは、ワクワクするわ!』
・
「残さんと食べてほしいな!
今度はカレーの中に入ってるかも知れませんな!」
『僕はフライドポテトになりたいわ!』
・
「さっきから、食べもんの話ばっかりや。
もうやめさせてもらうわ。」
『どうもありがとうございました!』