「あれ?ザリガニが動かない!」大変!って声をかけてくれたおともだち。
どれどれ?ザリガニは底の方で横になっています。
もしもーし?コンコン、ってケースをこついても、ザリガニはお水の中で
身体をゆらゆらさせたまま動きません。
教えてくれてありがとう。残念だけど、ザリガニさん、死んじゃってるみたい
「そしたらお墓作ってあげたい!」っておともだち。いい考え!
そうしよう。お墓を作ってあげよう。
誰かに踏まれたらかわいそうだから、あまり人が通らないところに埋めてあげよう。
ザリガニを畑まで運びます。
畑では別のおともだちたちがミミズ探しをしていました。
昨日イモリにごはんだよ~、ってミミズをあげてた続きかな。
あれ?あそこにいるのミミズじゃない?土に潜っていく途中じゃない?
「ぼくが採る!違った。短いしニョロ虫や」ほんとだ。違ってた。
今からザリガニのお墓を作ってあげるんだよ、って話をしたら、
その場にいたおともだちたち、それぞれ持ってた道具を使って、
一緒に土を掘り始めました。「これくらい掘ったらいいんちゃう?
ぼくザリガニ入れるわ」みんなで土をかけていると、最初にザリガニを見つけてくれた
おともだちが大きなバケツを重そうに運んでくるのが見えました。
どこ行っちゃったのかな、って思ってたんよ?「砂を上からかけてあげたかったの」
そっか。砂を集めてくれてたんだね。ありがとう
この場所だとやっぱり人に踏まれるんじゃないかということで、急遽お墓の場所を
隅に作り直して、みんなでザリガニを埋めてあげました。
いろんなおともだちの、生き物へ向けるやさしい気持ちを感じた、そんな今日の給食は・・・