「ねぇねぇ、永井先生、どこにいるの?」永井先生?知らないよ?
でもどこかにいると思うし、探してきたら?「一緒に探そうよ~」
手を引かれて永井先生探しの旅に出かけました。
使わなくなって今や幼稚園のおもちゃになっている携帯電話を手に、
「いいこと考えた!電話してみようっと もしもし~」
永井先生に電話しているのかな?「お母さん?」お母さんか!
『はーい、もしもし?●●ちゃん?どうしたの?』
●●ちゃんのお母さんを思い浮かべながら、話し相手がわたしだと
●●ちゃんにわからないように、視線が合わないようにちょっと上を向いて
●●ちゃんのお母さん役に変身です。
「あのね、今ね、永井先生を探してるんだよ。お母さん、何してるの?」
『今?おうちでお洗濯してるんだよ。幼稚園でどんなことして遊んだのか、
おうちに帰ってきたら教えてね?』「うん、わかったー」
『永井先生、見つかるといいね。がんばってさがしてね?』
「うん、がんばるーばいばーい!」『ばいばーい』
お母さんに電話してたの?「うん」お母さん、何て言ってた?
「永井先生探すのがんばってね、って言ってたよ」そっかそっか。
よし、じゃあ頑張って探そうか「うん!探そう!」
うしし。バレていない様子です あれ?下を歩いてるの永井先生じゃない?
「え?ほんとだー!」1階に降りると、すでに永井先生の姿はありません。
あれれ???先生のお部屋に行ってみよっか。するとそこには永井先生の姿が。
「いたー!見つけたー!」よかったね
そんな今日の給食は・・・