園庭で集まっている子どもたち。。。
もめごと?なに?なに?と近づいてみると???“アオムシ”が!?
このアオムシでもめています。。。
「さわったらあかんでぇ~!」
「そうやで!手、かゆくなるで~!」
「砂かけたらあかんでぇ~!」
「でも砂に入っていってるし、かけてもいいんちゃう?」
「あかん!あかん!砂かけたら死んじゃうで~!」
「“チョウチョ”になるんやで!」
「ちゃうで!“ガ”になるんやで!!」
そうこうしているうちに・・・アオムシはどんどん砂の中に入っていきます!
そして、先生が少し“ツンツン”してみると・・・
「先生!かゆくなるって!」
「あかん!あかん!」
「チクチクする~って!」
と。。。
これは“ケムシ”じゃなくアオムシ!
アオムシを見ている子どもたちに“毛”がないからこれはアオムシなんじゃないかな?とおはなししてみたり、ケムシの中でも触っても大丈夫なケムシがいることを伝えてみました!
すると、
「ぼく、ケムシ触っていたかってん!」
と。。。
そうです!
“イラガ”や“チャドクガ”などのケムシは触ったら痛いし、かゆくなるし・・・大変なことになるんですが、触ってみてわかることもある。
そんなことも子どもたちの経験もふまえておはなししていると・・・
その間もアオムシはどんどん・・・どんどん・・・砂の中に!
「先生!めっちゃ入っていってる~!」
「うわぁ~!もうちょっとで入ってしまう~!」
ものすごいスピード!
子どもたちの目の前で砂の中へと消えていきました。。。
「あ~!いなくなっちゃう~!」
ものすごいまなざしで見つめる子ども!
「あ~!あぁ~!!」
「見えなくなっちゃった。。。」
「ほんまやぁ~!」
「先生!あの砂場のところからここ(ボールペンが置いてある場所)まできはってん!すごいやろ!!」
本当に。。。
アオムシもすごいけど、その様子を見守っていた子どもたちもすごいなぁ~と思ったけろんぱ!
どんなチョウチョやガになるのかなぁ~?
けろんぱ、調べてみました!
「あぁ!これじゃないかなぁ~?」
「名前はねぇ・・・“オオスカシバ”というガじゃないかな?」
「“土”の中でサナギになるんだって!だから、砂の中に入っていったのかな?」
オオスカシバってこんなガなんだって!
いつか砂から出てきて、オオスカシバになったガを見つけたら、みんなにも教えてあげようっと!